こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
この頃、人間の能力の限界について、よく考えます。
それは、何か1つの能力を高めるということが、
他の能力の成長を遅らせる場合があるからです。
つまり、トレードオフの関係ということです。
例えば、ロジカルシンキングの力と、
共感力というのは、トレードオフになりがちです。
システムエンジニアなどの職業で、
ロジカルシンキングの力がすごい人ほど、
まったく人に共感できないことがありますよね。
私もそういった傾向が強いですし、
有名人だと、ホリエモンこと堀江貴文さんや
勝間和代さんもそういった傾向があります。
一方で、相手に共感するのが得意な
カウンセラーなどは、ロジカルシンキングが
全然できないケースが多いです。
それは、共感と論理というのは、
脳の中の別の部分を使っているので、
同時に鍛えるのが難しいからです。
……ということは、論理が得意な人が、
苦手な共感力を高めようとするのは
あまり賢いとはいえません。
むしろ、その論理力を武器にして
ビジネスをした方がいいのです。
一方で、共感力がある人は、
それが活かせるビジネスをした方がいい、
という結論になるでしょう。
このことが分からないと、
他の成功者を真似しても
結果が出なくて、痛い目に合うのです。
私が「自分最適ビジネス」という講座をしているのは、
苦手な部分を克服するのではなく、強みを活かして、
ビジネスを最速で結果を出して欲しいからです。