こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「私は、自己啓発セミナーが嫌いです」
ということは、よくメールマガジンで
書いているとおりです。
その理由は、自己啓発セミナーの多くが、
カルト宗教と同じ仕組みになっているからです。
すなわち、情報弱者をマインドコントロールし、
利用する仕組みです。
例えば、自己啓発セミナーの講師は、
「人に、与えることが大事だ」
という趣旨のことを連呼するのです。
そして、情報弱者、特に低所得者に
セミナーのスタッフをボランティア(無償)で
やらせているのです。
確かに、「人に、与えることが大事だ」というのは、
聞こえはいい。
ですが、与えたからといって
収入が増えるわけではありません。
むしろ、名著『GIVE & TAKE』の著者、
アダム・グラントがデータで示したように、
社会で最も所得が低いのは「人に与える人」の層です。
※詳しくは、『GIVE & TAKE』をお読み下さい。
意味もなく、やみくもに人に与えていれば、
収入は下がっていく一方です。
特に、低所得者というのは、
セルフイメージが低いことが多く、
「私は大金を受け取るに値しない」
と思っている場合が多いです。
すると、何かを与えて、本来であれば
お金を受け取れるようなシチュエーションであっても、
そのお金を断る場合が多いです。
だから、ボランティアをしている場合があるのです。
ボランティアで、セミナーのスタッフをするのが
楽しいのであれば、いくらでもすればいい。
ですが、自分の心の底の、底の、奥底に、
「私は、働いても、大金を受け取れない」
というような、ヒガミの感情があるんなら、
セミナーのボランティアなんて今日で辞めましょう。
利用されるのがオチですね。
セルフイメージを上げて、お金を稼いだ方が、ずっと、
自分のため、世の中のためになります。