こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
たまに、「相馬さんの弟子にして下さい」
といったメールを頂くことがあります。
そういったメールを頂くと、
嬉しい気持ちはあるのですが、
必ずお断りするようにしています。
それは弟子だけでなく、
メンターになって下さい、とか
カバン持ちさせて下さい、というご依頼も
全てお断りしています。
どうやら、自己啓発の本などに書いてある、
「メンター(師匠)につけば、成功できる」
といった本に影響されているようですね。(苦笑)
また、私は、私のセミナーの参加者に
「相馬先生」とも呼ばないように言っています。
それらの理由は、一言で表すなら、
「より結果を出してもらうため」です。
誰かのことを極端に理想化していると、
同時に、自己卑下が起こりやすくなります。
つまり、
「自分は、この人に比べて、
なんて才能や能力がないんだろう」
という感情が起こりやすくなるのです。
これは、結果を出すという点において
大きくマイナスになりやすい。
自己卑下をすればするほど、
やる気が下がってしまうからですね。
そして、依存的になってしまい、
自立心が失われてしまいまうのです。
つまり、私が手取り足取り、行動の指示をしないと
行動できなくなるので、当然のことながら
依存的な人は成功しないからです。
「メンター(師匠)に弟子入りすれば、成功できる」
と自己啓発ではまことしやかに語られますが、
これは、情報弱者の依存心につけこんだ
宣伝文句にしか私には思えません。
正直、私の弟子になって下さったところで、
その弟子を成功させられるとか
正直、私には思えないのです。
むしろ、自立心を持たせてあげて、
自己卑下をしなくなるようにしてあげた方が
成功率が上がると思うのですが、どうでしょうか?
依存させて、自己卑下させて、
どうやって結果を出せるのか、
私には疑問でならないのです。