こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
以前のことですが、昔の友人から連絡が来て、
数千万円のお金を貸して欲しい、
と言われました。
具体的な金額はここでは伏せますが、
数千万円というのは、貸せない金額ではないですが、
私にとって大きな金額です。
どうも、ビジネスへの投資に使うとのこと。
結局どうしたかというと、私は貸しませんでした。
その理由は、そのビジネスがうまくいくように
思えなかったからです。(苦笑)
そのビジネスの話は、またいずれ話すとして、
今日のテーマは「お金を貸して」と
言われたときにどうするのか、についてです。
あなたが、お金を持てば持つほど、
人から、お金を貸してと言われることが多くなります。
そんなときに、どう処するのか、ですね。
日本というのは、欧米と比べると、
信じられないくらい、空気や感じやムードで人が動く国です。
単一民族、単一国家、単一言語なので、
前提が共有されているからです。
だからこそ、大の大人が、
「こんな感じでお願いします」と
とても曖昧なことを言うのです。
論理的に説明しないと伝わらない
欧米の人たちからすると、「こんな感じ」という
この曖昧さはとても幼稚に見えるでしょう。
良く言えば、相手の感情をおもんばかる、
悪く言えば、ロジカルさがない、ということですが、
これが私たち日本人が様々な心理的ストレスを
抱える原因にもなっています。
例えば、「お金を貸して」と言われても、
断れない、断りにくい、とか。
会社の空気や感じやムードの関係で、
自分だけ家に帰れずに、残業してしまう、とか。
あるいは、嫌な仕事を断れない、とか。
そんなときは、相手と自分を尊重しながら
自分の言いたいことを伝えるコミュニケーションを
身につけると、うまくいくでしょう。
ほとんどの人は、こういった方法を知らずに、
・自己犠牲をして、自分自身を抑圧してしまうか、
・相手に、自分の伝えたいことを一方的に伝えてしまう、
このどちらかになりますが、
それでは人間関係がうまくいきません。
まずは、相手と自分を尊重しながらも
自分の言いたいことを伝えることはできる、
ということを覚えておいて下さいね。
この辺りは、「お金の心理学」プログラムで
お伝えしていきますので、参加された方はお楽しみに。