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こんにちは。
相馬一進（そうまかずゆき）です。

仏教では、この世の苦悩として逃げられない4つを
生老病死（しょうろうびょうし）と言います。

読んで字のごとく、生まれること、老いること、
病になること、死ぬことの4つですね。

つまり、この世は苦しみだらけ、ということですが、
「本当にそのとおり」と私は思います。

実際に、私の講座の参加者を見ても、
その悩みは百人百様です。

病気で苦しんでいる人もいれば、
夫婦間の不和で悩んでいる人もいるし、
家族との死別に苦しんでいる人もいます。

私はそういう人を見つけると、
心理学の知識やスキルを使って
苦しみをなんとか和らげてあげたいと思うのです。

逆に、インターネット上で
薄っぺらい情報発信をしている人を見ると、
可哀想に思えるときすらあります。

「お金を稼ぐ方法を教えます」とか、
「集客の仕方を教えます」とか、
「クライアントの獲得の仕方を教えます」とか。

上記のような情報しか発信していない彼らを見ると、
こう感じるんですね。

「あなた、人生の最期のタイミングで、
“私はマネーゲームをやり尽くした”と思って死ぬの？」

お金とは、人が共同で作った幻想です。

その幻想にからめ取られたまま生きる彼らを見ると、
私は映画『マトリックス』を思い出すのです。

電脳空間の中で生きているけれど、
自分が電脳空間の中にいることさえ気づかない
愚か者の人間たちに、彼らを重ねてしまうのですね。