こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「相馬さんがしているビジネスって、
インターネットだけで完結していて、
楽そうでいいですね」
……ということを、色々な経営者からよく言われます。
いいえ。
これは半分は合っていて、半分は間違っています。
まず、集客や販売といったことは
ほぼインターネットだけで完結しています。
これについては、おっしゃる通りです。
しかし、長期的にビジネスをしていくための
人脈との関係作りは、インターネットでは
ほとんど行っていません。
むしろ、コッテコテのオフライン営業です。
例えば……
・私は来週だけで4件のランチミーティングをします。
・友人の経営者が誕生日と聞けば、ケーキを贈ります。
・今後もお世話になりそうな人に会ったら、
メールではなく、「手紙」でお礼状を出します。
・ある経営者が、お酒が好きだと聞けば、
良さそうなお酒を探して、プレゼントします。
・ある著者が、出版記念パーティをすると聞けば、
スタンド花を送ります。
・お世話になった方は、美味しいレストランで接待します。
などなど。
まあ、生命保険のトップセールスマンであれば
これらのことは、ほとんどの方がやっていますから、
別に目新しくもなんともないですよね。
いわゆるGNPセールスと言うのですが、
G(義理)、N(人情)、P(プレゼント)の
3要素を重要視したセールス手法です。
古くからある、ベッタベタなセールス手法です。
でも、こういったベッタベタなセールス手法を
インターネットだけで完結できるビジネスの経営者が
あえてやるからこそインパクトがあるのです。
会社員で、副業を目指している人が、
「インターネットだけで、副業全てを完結させたい」
と言っている人は特にたくさんいますが、
ベッタベタなGNPセールスをやるだけで差別化できます。
「人の行く 裏に道あり 花の山」とは、
もともとは株式投資の格言ですが、
ビジネスでも同様なのです。
今後、インターネットでの集客や販売が増え、
オンラインで全てを完結させたい人が増えれば増えるほど、
ベッタベタなオフラインの営業力が重要になります。
相手のことを思う気持ちというのは、
インターネットだけでやるよりも、
オフラインの方が伝わりますからね。