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こんにちは。
相馬一進（そうまかずゆき）です。

私は、２日間で65万8千円という、
かなり高額なセミナーをしたことがあります。

内容はかなりハイレベルなものなのですが、
参加者のレベルもそれ以上にハイレベルで、
懇親会も本当に盛り上がりました。

その懇親会の席で、参加者から質問が出たんですね。

「相馬さんは、どうやってそんなにたくさん、
本を読んでいるんですか？」と。

そこで、私が速読している方法をお伝えしました。

「本をたくさん読むコツは、
本をできるだけたくさん読まないことです」

こう答えたとき、ポカンとしている方が
いらっしゃったので、こう続けました。

「本をたくさん読まないとは、
出来る限り読み飛ばす、という意味です。
私が読む時は、基本的に『固有名詞』と
『数詞』、『動詞』くらいしか読みません」

※数詞というのは、10kmとか、３万円とか、
50人とか、数字の入った名詞のことです。

実際、固有名詞と数詞と動詞を読めば、
ほぼ意味はとれます。

例えば、車の運転をしていて、
真正面を向いているときでも、
周辺視でサイドミラーが
なんとなく視界に入っていますよね？

それと同じで、読書でも、
固有名詞と数詞と動詞に注目していれば
その周辺の文字も、なんとなく視界に入ります。

その「なんとなく視界に入ってくる情報」だけで
十分に理解できます。

固有名詞と数詞と動詞だけを読むようにして、
できるだけたくさん読まないようにすると、
圧倒的に読書のスピードが上がります。

「固有名詞・数詞・動詞。
固有名詞・数詞・動詞。
固有名詞・数詞・動詞……」

と、心の中で何度も唱えながら本を読んでみて下さい。

かなり読書スピードが上がると思います。