こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日は心理学的な話をしましょうか。
今日の、結論から話しますね。
「人は、欠乏感から欲求が生まれることが多い」
ということです。
これがわかると、自分の天職を見つけるのに役立つ他、
会社などでの人間関係が良くなったり、
理想の恋人を探すのにも使えます。
どういうことか。
私の場合、年間何百冊と本を読みますが、
それは欠乏感から来ているなと、自分でも感じています。
「私は、自己実現の欲求から本を読んでいます!」
と言えれば格好良いのですが、(苦笑)
実際はそうではないことは、自分自身が一番良く知っています。
私の場合、その欠乏感の原因になっているのが、
おそらく高校時代の出来事なんだと思います。
高校は、それなりの進学校だったのですが、
色々な出来事があって、ほとんど勉強ができなかったのです。
※この話については、昔ここにまとめたので、
ぜひ読んでみて下さい。
リンク : 相馬一進の物語
それで、高校であまり良い成績をとれなくなったときに、
挫折感がありましたし、
「もっと勉強できたら、良い成績が取れるのになあ」
という欠乏感が生まれました。
このことが、私の考え方に大きな影響を与えたのでしょう。
こうした、自分自身の人生を決定づける考え方のことを
心理学の用語では人生脚本と言いますが、
まさに私の人生はここで決まったとも言えるでしょう。
私が尊敬する経営コンサルタントの1人、
竹田陽一(たけだ・よういち)先生も、
ものすごい勉強家でいらっしゃいますが、
竹田先生の人生を見ている限り、
先生もきっと、勉強に対してコンプレックスがあるのだろうな、
と感じています。
自分自身の天職というのは、
実は昔の欠乏感に根ざしていたりするのです。
あるいは、自己啓発のセミナーなどで、
自分自身に「ハッピー」というニックネームをつけて
それを名乗っている人も同じですよね。
そういう人を見ると、
あまり幸せそうではないのですが
だからこそ、ハッピーになろうとしている。
誰かが強く求めているものが、
その裏に欠乏感があると理解できると、
人間関係がよりうまくいきはじめますね。