こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
前回の記事で
「成功しやすい起業家は性格破綻者が多い」
と書きました。
参考:性格破綻者を探せ!
この内容について勘違いしないでほしいことがあります。
それは、「性格破綻者を演じたからといって
成功するわけではない」ということです。
なぜなら、性格破綻者であることは
相関関係であって因果関係ではないからです。
意味、わかりますか?
簡単に言うと
「Aの場合はBは◯◯が多い(少ない)」
という傾向を示すのが相関関係です。
一方、「AするとBになる」という
原因と結果を示すのが因果関係です。
たとえば、赤ちゃんはミルクを飲みます(相関関係)が、
あなたがミルクを飲んでも
赤ちゃんにはなれない(因果関係)ですよね?
これが相関関係と因果関係のちがいです。
同様に、性格破綻者を演じたところで
成功が近づくわけではありません。
一例をあげましょう。
前回「成功しやすい人は
毒舌である場合は多い」と書きましたが
毒舌になっても成功するわけではないのです。
むしろ、毒舌ではないほうが
日常の人間関係は上手くいきやすいでしょう。
ただ、起業家として成功しやすい人は
知能が高くメンタルが安定している傾向があります。
すると、情報処理が得意になり人目も気にしなくなるので、
結果的に毒舌になりやすいだけなのです。
この点を勘違いすると、
ビジネスで結果が出ないにもかかわらず
奇をてらった行動をするイタい人になります。
「すごい人だと思われたい」
といった承認欲求に突き動かされて
成功者の激しい言動をマネするわけです(苦笑)。
ですが、そういった行動は全く結果につながらない。
あくまで自然体で行動しつつ
成功と因果関係のある行動をしてください。
つまり、マーケティング、セールス、投資などの
結果につながることを続けるのがおすすめです。