こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私はコンサルタントという職業柄、
講座の参加者やメルマガ読者の方など、
いろいろな人から質問を受けます。
すると、ときどき「知るか!」
と言いたくなることがあります。
私の知識や経験では、
アドバイスのしようがない質問があるのです。
たとえば、「私は何のために生きたらいいですか?」
といった質問がたまに来ます。
私の回答は、次の一言です。
「知るか!」
目標を達成する道筋についての質問なら、
いろいろなアドバイスができます。
ですが、生きる意味について質問されると、
何とも答えようがありません。
厳密に言えば、統計的に見て幸福になりやすい
おすすめの生き方はあります。
とはいえ、それは私の講座「お金の心理学」の中で
何時間もかけて説明している内容なので、
一言では回答できません。
あるいは、質問が短すぎる場合も回答に困ります。
・「起業はしたほうがいいですか?」
・「今は何をしたら稼げますか?」
・「投資は必要ですか?」
こういったワンフレーズのみで、
情報不足すぎる質問に対しても、言いたいことは1つです。
「知るか!」
私は神様でも占い師ではないので、
説明がないとその人の現状がわかりません。
そして、質問者の職業、年収、価値観、人間関係などが
まるでわからないと、まともな回答はできないのです。
「一瞬で私を見抜いてアドバイスしてほしい」
といった考えの人は、
私ではなく占い師のところにでも行ってください。
また、もし私に質問するのでしたら、
相談に必要な情報を教えてほしいと思います。
もっと言えば、
「あなたなりの仮説」や「試した行動」なども
教えていただけるとより良いですね。
たとえば、次のような質問の仕方です。
※質問の例 ここから
「ビジネスモデルについての相談です。 私は美容関係の分野で 3年ほどセールスライターをしていて、 年収600万円程度を稼いでいます。 ただ、文章を書く時間が苦痛です。 とくに、誇大広告に感じる内容を書くときに、 やめたいなあ、という気持ちになります。 そこでビジネスを変えたいのですが、 どういったビジネスモデルがいいでしょうか? 私の仮説としては、過去の実績を活かして コンサルタントになることに興味があります。 試しに健康食品を売っている知人に 声をかけてみたところ、 『数万円のコンサルなら頼みたい』と言われました。 その知人にセールスしてみようかと思うのですが、 相馬さんから見て注意点はありますか?」
※質問の例 ここまで
上記のような質問をしていただけると回答しやすく、
有益なフィードバックができます。
質の高いフィードバックを受けるためには、
質の高い質問をしてください。