こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
商品や企画を考える人が
覚えておくといいポイントがあります。
それは、
「大きいモノは、大きいだけで魅力になる。
小さいモノは、小さいだけでは魅力にならない」
ということです。
つまり、商品や企画は
「デカく」しておけば売れやすくなります。
逆に「小さい」場合は、
色々な工夫をしなければ売れません。
これは人気テレビ番組「逃走中」などの
プロデューサーの高瀬敦也さんも言っていることです。
たとえば、15メートル以上のロボットの模型である
「実物大ガンダム」は、大いに話題になりました。
「デカい」というだけで、アニメを知らない人まで
興味を持ち、観光名所になっているほどです。
一方で、数センチ以下の小さなガンダムの模型は、
世間ではさほど注目されません。
いかに精巧に作ってあっても
一部のマニアしか見物には行かないのです。
これは、ロボットの模型に限らず、
いろいろな分野で共通した傾向だと言えます。
とりあえず「デカく」しておけば、
それだけで魅力的に見せやすいのです。
※ここで言う「デカい」には
「長い」「高い」「多い」なども含みます。
・メガ盛りの食べ物
・業界最大サイズの家電
・数万種類の動画が見放題のサービス
・一生涯の長期保証がついた製品
・数十万単語が収録された百科事典
こういった「デカいモノ」は、
いずれも注目され、お客さんに選ばれやすい商品です。
とくに最近は、インスタグラムなどのSNSで
口コミが起こりやすいので集客しやすくなります。
そのため、あなたが商品や企画を考えるときは、
「とりあえずデカくならないか?」と
発想してみるのも1つの手だと言えます。
とはいえ、これは小手先テクニックに過ぎません。
「デカくするテクニック」では、あなたが本当に
世に広めたい商品が、売れない場合もあるでしょう。
「大衆受けのためにデカくはしたくないが、
今のままでは売れなくてジリ貧になる……」
という葛藤に悩みかねないのです。
この葛藤から抜け出すには、
どうしたらいいかわかりますか?
それは、より本質的なセールスや
マーケティングを学ぶことです。
本質を知らない情報弱者の方は、
とりあえずデカいモノでも売ってください(笑)。