こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
ビジネスをしていると、
様々な葛藤を感じるものです。
たとえば、次のような葛藤を感じる人は多いでしょう。
・新商品を出したいもののニーズがあるかわからない
・売りたい新商品のアイデアがあるが、
合わない人には買わないでほしい
・サービス提供の方法を今までと変えたいが、
既存のお客さんを裏切ることになるかもしれない
・価格を変えたいが、受け入れてもらえるだろうか
・組織体制を変えたいものの、
問題が起きないか不安を覚える
それで、こうした葛藤を感じたときは、
自分の葛藤を、周りにさらしていくことが重要です。
スタッフがいるときは、まずは自分の葛藤を
仲間に共有してみるといいでしょう。
「正直、今の売り方でいいのか
悩んでいるんだけど、どう思う?」
と、聞いてみるのです。
また、価格や商品についての葛藤がある場合は、
お客さんに素直に伝えて、
反応を見るのもいい方法になります。
「正直にお聞かせいただきたいのですが、
もし、◯◯だったら買いますか?」などと。
ミニセミナーなどで直接聞いてみてもいいですし、
オンラインでアンケートを取るのも有効です。
私自身、震災などで商品を販売するか迷ったときや
講座内容を変更するか葛藤した場合に、
こういった方法を使ってきました。
そのように葛藤を伝えると、
自分では気づかなかった解決策を
誰かが出してくれる場合があります。
あるいは、解決策は見つからなくても
お客さんが自分の葛藤を含めて理解し、
応援してくれることも多いのです。
葛藤を乗り越える人は魅力的に見えるため、
意外にもたくさんの人が支持してくれます。
葛藤を感じたときは、ぜひ素直に伝えてみてください。
逆に、やらないほうがいいのは、
自分の葛藤を隠し、行動を止めてしまうことです。
世の中には、葛藤を感じると、
ブログやメルマガを書くのをやめ、
何も情報を発信しなくなる人が多くいます。
極端な場合、商品を販売停止してしまう人もいます。
しかし、こういった行動は、おすすめできません。
なぜなら、生きていく上で
葛藤がゼロになることはないからです。
もし、葛藤があるからといって
ビジネスを中断していると、
いつまでも前には進めなくなります。
逃げ回って別のビジネスに切り替えても
また別の葛藤が生まれ、
また停止してしまう日々の繰り返しです。
逃げ回るだけの人生にしないためにも、
ぜひ、葛藤を伝えるスキルを身に着けてください。