こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
結果を出した人や会社から学ぶことは、
成功するために重要です。
ただし、表面的なテクニックだけを
マネしても、ろくに結果は出ません。
中でも注意した方がいいのは、
海外から輸入されたテクニックです。
というのも、日本と海外では文化が異なります。
現実に結果の出るテクニックでも、
日本では通用しないことが多いのです。
たとえば、お笑い芸人について比較してみましょう。
日本のお笑い芸人は、礼儀正しく
お客さんに対して低姿勢である場合が多いですよね。
多くの場合、相方に暴言を言う漫才師も、
観客には優しく接しています。
しかし、欧米のコメディアンは、
日本とは異なるテクニックを使います。
それは、よく観客をいじったり、
野次に反論したりすることです。
場合によっては、辛辣な言葉を口にして、
お客さんに嫌味を言う場合もあります。
私はどちらかというと、
欧米のコメディアン寄りですね(笑)。
さて、これは欧米圏にある、知性や論理を評価する
文化が関係しているとされます。
つまり、ときには観客に皮肉を言う態度が
「知性の表れ」として評価されるのです。
ですが、わかると思いますが、
日本でこのテクニックは使いにくい。
もし、日本の芸人が観客をバカにしたり
皮肉を言ったりすれば、
たちまり炎上騒動になりかねないでしょう。
これは、日本には「おもてなし」の
文化があり、お客さんを丁寧に扱うのが
礼儀という考え方が強いからです。
こういった例からもわかる通り、
「海外で成功したテクニック」は
日本で通用しないことが多くあります。
下手に使うと害悪になるので、注意してください。
これは、私が近日中に講座を行う
セールスコピーライティングの分野も同様です。
セールスコピーライティングは、
アメリカで大きく発達した歴史があります。
そのため、「アメリカで実証済みのテクニック」が
世間では多く広まっているのです。
結果として
「いや、これ、日本では使えないいでしょ?」
と言いたくなるテクニックに溢れています(苦笑)。