こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私の知っている中には、孤独なお金持ちが何人かいます。
また、現時点では孤独ではなくても
なにかのきっかけで孤独へ転落するお金持ちもいます。
それは、そのお金持ちの取り巻きを見るとわかります。
その取り巻きたちがお金や地位が目当てだと、
孤独へと転落します。
そのお金持ちが不運にもお金や地位を失ったときに、
取り巻きたちは見限って去っていくからです。
逆に、孤独にならないお金持ちは、
周りに温かい人間関係が築いています。
温かい人間関係とは、お金や地位があっても、なくても、
その人と付き合いたいという人間関係ですね。
そして、お金持ちが孤独になるかどうかは、
「どういう視点で他人を見ているか?」
によって決まります。
例えば、私の知ってる人は
年商が大きい経営者ばかりと付き合おうとしています。
そして、こう言うのです。
「私も年商が大きな、立派な経営者になりたい」と。
残念ながら、この人の場合、
お金持ちのことをお金でしか見ていません。
私からするとこういったお金持ちは、とても視点が低い。
年商が大きな経営者と、お金を持っていない人は
いったい何が違うと言いたいのでしょうか。
あるいは、年商が大きな経営者が、
もし明日、無一文になったとしたら
どう接するつもりなのでしょうか。
「年商の大きな会社が立派」と言ってはいますが、
それは同時に「年商の小さな会社が立派ではない」と
言ってることと同義です。
ゆえに、年商が小さな経営者を見下し、
孤独になっていくわけですね。
いずれにしても、お金や地位などは蛍光灯のようなもので、
その光には汚い蛾(が)も集まってしまうのです。