こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
ときどき、得意でもないのに、
オリジナルのコンテンツを
自分で作ろうとしている人を見かけます。
たとえば、
「腕のいいプログラマーが
プログラミングの教材を作ろうとする」
といったことです。
他にも、
・料理が得意な人が料理動画を撮ろうとする
・せどり講師がマニュアルを編集しようとする
・コーチが自分の技法を教材にしようとする
といったことは多くあります。
このようにコンテンツを
作ろうとするのは、別に悪くありません。
ただ、そういった人を見ていると
「コンテンツ化は、得意な人に任せてみては?」
と、私はよく言いたくなります。
なぜなら、コンテンツ化は、
それ自体が特殊な技能だからです。
情報を面白く分かりやすくまとめるのは、
簡単な仕事ではありません。
出版の編集者や、テレビのディレクターという
職業が存在しているように、
特別な才能とスキルが必要な行為なのです。
私自身、本の出版や、
オウンドメディアの立ち上げで
編集者の方と仕事をした経験があります。
そのときに
「編集作業は、素人にできる仕事ではないな」
と深く実感しました。
複雑な情報を理解し整理して、
章立てし、図表へ落とし込み、文章を校正するなど、
特殊技能の積み重ねだからです。
さて、話を戻します。
自分の専門知識をコンテンツ化したい方は
あくまでその分野が得意なのであって、
編集が得意なわけではありませんよね。
であれば、無理に苦手な編集作業はせずに、
得意な専門家に委任した方がいいでしょう。
素人が無理して編集すると、
意味不明で面白くもない
ゴミのようなコンテンツになりがちです。
コンテンツ作成の専門家を探して、
素直に委任してみてください。
腕のいい編集者は、
あなたの知識をわかりやすく整理してくれます。
難解な部分も、多くの人に伝わるように
言い換えてくれますから、
人生を変える購入者も増えるでしょう。
また、その間、
あなたは得意なビジネスを続けていられます。
労力が減る上に、完成度もあがるので、
ぜひ編集の専門家に頼ってみてください。
ちなみに、苦手な編集作業を
無理してやろうとする人は、
「なんでもできるようになりたい」
という幼稚な万能感に
とらわれているケースが多くあります。
ですが、現実で私たちが
完全無欠のスーパーマンになれることは、
絶対にありません。
苦手なことは放置して、
得意を磨くことに集中しましょう。