こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
デザインの世界では「トンマナを守れ」と言われますが、
トンマナとは何かご存知ですか?
トンマナとは「トーン&マナー」のことで、
調子と様式のことを指します。
わかりやすく言えば、デザインの雰囲気や世界観、
色合いなどのことですね。
たとえば、とある公式サイトがダークトーンなのに、
その販売ページだけがパステルカラーだったとしたら、
なんだか違和感がありますよね。
ですので、企業が打ち出すトンマナには
一貫性が必要なのです。
トンマナを守っていないと、
ブランディングができないからです。
ですが、私に言わせれば、
トンマナを守る、もっとも分かりやすい理由は、
「トンマナを守ったほうが売上が上がるから」
です。
実際に広告を打っている人はわかると思いますが、
ウェブ広告の画像や文章と、
広告をクリックした後に遷移するページの画像や文章の
トンマナがちがうと反応率が落ちるのです。
つまり、広告費が高くなったり、
顧客1人あたりの売上が下がったりするのです。
おそらくですが、広告をクリックしたユーザーが
「あれ、まちがったサイトに来てしまった?」
と思ってしまうんでしょうね。
ですので、ウェブサイトだけでなく、
広告などでもトンマナを守ることが重要なんですよね。
ヘタにゴーストライターとかを使うと、
文体とかの一貫性がなくなってしまうので
気をつけてくださいね。