こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
コミュニケーションのセミナーで心理テクニックを学んで、
それを夫婦関係を改善するのに活かそうとする人が
たまにいます。
そういった人の中には、
「配偶者を自分の思うように動かしたい」という、
支配欲が強い人もいます。
なので「相手をコントロールする心理テクニック」を
配偶者に対して使うんですよね。
私はこの業界が長いので、
こういった人たちをたくさん見てきました。
彼ら・彼女らは配偶者をコントロールして、
調子にのっているのです。
しかし、私はそういう人たちが
どういう末路をたどるのかをよく知っています。
ほとんどの場合、何年か後に離婚するのです。
それはなぜだと思いますか?
たしかに、人を動かす心理テクニックを使うと、
“短期的”には相手を動かすことができます。
ですが、“長期的”にみると、その配偶者は、
「私は相手にコントロールされている!」
と気づいてしまいます。
すると、気づいた後は心理テクニックを使われるたびに
段々と信頼関係が壊れていき、ついには離婚するのです。
結局、心理テクニックって、
夫婦関係で“長期的”にみると、
マイナスに働くことの方が多いのです。
「相手と正直に、誠実に向き合う」という
人間関係の原理原則に立ち返る必要があるのです。
また、コミュニケーションを教えている講師でも、
本田健さんのように離婚歴がある人もいます。
ご参考:本田健とは?(ビジネス心理学)
率直に言って、自分があまりうまくできていないことを
お金をもらって人に教えるってどうなんでしょうね(笑)。