こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は、国際線の飛行機に乗ったときに、
ごくまれに映画やビデオをみるときがあります。
そうすると、どうしても作品の中身そのものよりも、
その作品の監督や原作者の性格を
プロファイリングしてしまうのです。
これはもう「職業病」みたいなもので、
私はまともに映画を楽しめないのです。
たとえば、『永遠の0』や『海賊とよばれた男』の
原作者である百田尚樹さんは、
きっと熱い人なんだろうと思います。
実際はどうかは知らないですが、
登場人物にとにかく熱苦しい男が多いからです。
そうでなければ、あんな作風にはならないから。
なので、私とは合わないでしょう(笑)。
また、『下町ロケット』や『空飛ぶタイヤ』の
原作者である池井戸潤さんは、 きっと善人なんだろうなと感じます。
その理由は、腐敗した大企業の中にも、
かならず善人の社員を描いているから。
その人たちが、物語を大きく進展させているのです。
おそらくですが、池井戸さんの信条として、
「悪い人はいない。悪い組織があるだけ」
だと信じているのではないでしょうか。
そういった真善美が、物語の中ににじみ出ています。
このように、その監督または原作者の作品を
いくつか見てみるとプロファイリングできますね。
監督や原作者が強く信じていることを
作品に落とし込むことが成功の鍵ですね。