こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私が色々な起業家を見てきて感じたことは、
起業で成功しやすい人というのは
プロセスが見えなくても動き出せる人です。
・どこでどうやって集客すればいいかわからない
・どのようにしてセールスしていいかわからない
・どのようにして採用すればいいかわからない
こういったプロセスが見えない状態で
動き出せることが起業では重要です。
場合によっては、プロセスどころか
最終形さえも見えないときさえありますね。
動きながら最終形を見つけていくわけです。
逆に、プロセスがあまり見えていなかったり、
最終形が見えなかったりすると“固まって”しまう人は
起業したらとても苦しい思いをするでしょう。
なぜなら、起業そのものが
プロセスも最終形も見えない状態で動かないといけないからです。
行動が止まりがちになる人が
どうやって起業で利益を出せるというのでしょうか?
ちなみに、これは学校教育とは反対です。
学校教育は、ほとんどの場合において正解が1つですし、
そこに至るプロセスもわずかしかないことが多いです。
そのため、暗記力偏重なんですよね。
つまり、暗記力が得意な人が優秀なのです。
学生時代に優秀だった人が起業をしても
うまくいかないのはこういった背景があります。
かたや起業では、正解は無数にありますし、
そこに至るプロセスも無数にあります。
また、ある起業家にとって正解だった方法でも、
別の起業家にとっては不正解となる場合さえあります。
起業家の性格や能力、置かれている環境によって
正解なんて変わるからです。
たとえば、マーケティングコンサルタントの定石として
わかりやすいノウハウを伝えた方が集客しやすい、
ということがあります。
ですが、それは私にはあてはまらないでしょう。
それは、私が抽象的な本質を伝えているからです。
もし具体的なノウハウを伝えてしまったら
出しているメッセージに一貫性がなくなってしまいます。
正解というのは文脈次第でいくらでも変わるものであり、
自分をとりまく背景で意味が形成されるのです。