こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日のタイトルの件ですが、結論から書くと、
成長とは、自分の長所を伸ばそうとすることであり、
虐待とは、自分の短所をなくそうとすることである、
と私は考えています。
なぜか?
それは私がいつも書いているとおり、
ほとんどの才能は遺伝で8割くらい決まるからです。
ご参考:才能は遺伝が8割
先天的に才能がない分野で努力をしても、
一流にはなれません。
いや、平均的にすらなれないでしょう。
すなわち、先天的に才能がない分野を
改善しようとする試みは失敗するのです。
ひるがえって、先天的に才能がある分野を
伸ばすしか成長の余地がないのです。
それなのに、自己肯定感が低い人は
自分の短所をなくそうと努力をするのです。
・私ももう少し、気を配れたらいいのに……
・私も、もっと論理力があったらいいのに……
・私も、もっと話すのがうまければよかったのに……
そうやって、不可能にもかかわらず
短所をなくそうとすることは、
自分を虐待することに他なりません。
たまに、自分の短所をなくすことを
成長だと思いこんでいる人がいて哀れですね。
その人にとっての成長は、さぞかし辛いことでしょう。
自分の短所については受容すること、
分かりやすく表現するなら、あきらめるしかないのです。