こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
子供向けの学習塾を経営している知人がいるのですが、
彼がこんなことを言っていました。
小学生や中学生くらいだと、 “勉強をやりなさい!”と親がプッシュしても、子供は親の言うことを聞きます。 でも、高校生以降になると自我がほぼ完全にできあがるので、親がプッシュしても言うことを聞かないんですよね。 ですから、高校生くらいになると急に成績が下がる子供が出てくるのです。 とくに、小中学生のときに親がプッシュしていい成績をとれていた子供は高校生くらいになると伸び悩みます。 逆に、高校生以降も成績が伸びるこどもは “勉強って、本当におもしろい!”という内発的動機づけで勉強している子供なんですよね。 小中学生くらいまでは親のプッシュがギリギリ有効なのですが、高校生以降はまず無理ですね。 “勉強自体が楽しくてたまらない”という子供にどんどん成績が引き離されていくんです。
この話を知人から聞いたときに、なるほど、
たしかにその通りだろうなあと私は感じました。
なぜなら、ビジネスもほぼ同じだからです。
「今の会社が嫌だから、ビジネスでお金を稼いで、
なんとか退職してやる!」という会社員の人で
成功している人を私は見たことがないです。
私が知る限り、成功している人の多くって、
内発的動機づけでビジネスをしているんですよ。
内発的動機づけというのは、
アメやムチのように外から与えられた動機ではなく、
自分の内側から湧いてくる動機のこと。
・ビジネスそのものが楽しくてしょうがない
・マーケティングやセールスを学んでどんどん実践するのが趣味
・お客さんに貢献することが幸せ
そういう内発的動機づけで行動している人だけが
長期的に成功していくんですよね。
最後に質問です。
あなたがビジネスをしている動機はなんですか?
アメやムチのような外発的動機づけなのか、
それとも成長や貢献などの内発的動機づけなのか。
もしアメやムチの場合、成功する見込みが低いですね。