こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「ビジネスでは完璧主義でないほうがいい」。
私は常々、こういう話をしています。
ご参考:完璧主義を手放す方法
しかし、私の講座の参加者の中には
完璧主義におちいっている人が意外といます(笑)。
私の講座の中身を100%理解しようとしている人です。
たとえば、私が講座の中で勧めた本を
「完璧に理解しなければいけない」と思っている人ですね。
こういった人は成功しません。
では、どういう考え方をすればいいのでしょうか?
それは、80対20の法則。
少なくとも私は、なにかしらの講座を学ぶ際、
今の自分に役立つ上位2割の情報を見つけ、
そこだけに集中して学ぶことを意識しています。
つまり、今の自分に役に立たないであろう下位8割は
はじめから捨てているのです。
ビジネス書を読むときでも同じです。
私は以前、本を読むときに大切なことは
速読をすることではなく削読をすることだと書きました。
ご参考:速読術よりも削読術
つまり、速く読もうとすることよりも、
読み飛ばすことが大切だという話です。
それにもかかわらず、本を最初から最後まで
しっかり熟読しようとしている人がたまにいます。
そして、最終的に、以下のような自己嫌悪に
おちいっているのです。
・私は講座の内容を100%理解できていない……
・私はセミナーについていけていない……
・私は本の内容をまったく理解できていない……
こういうことを考える参加者は、
遅かれ早かれ、脱落するんですよね。