こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
日本の成功者のプロ論って、
そこに自己犠牲や罪悪感、強迫観念、恥などが
少なからず入っていると感じています。
たとえば、こんなプロ論のフレーズを見たことはありませんか?
「親が死んでも、葬式に行かずに仕事に行け」
あなたと両親の関係が良いのであれば、葬式に行った方がいいですよね。
「大病でも、仕事をするのは格好いい」
もし大病なら、しっかりと休んで快復した方が高い成果が出せるのではないでしょうか。
「一流は、二流が休んでいる時に仕事をする」
ゴールデンウィークや盆暮れなどの休日に、「自分を鞭打って」働いているのであれば、それは自己肯定感の低さを意味しますね。
ですが、休日に、自分を「鞭打たず」に心から楽しんで仕事をしているのであればアリです。
「苦しみがなければ、いい仕事はできない」
まったく苦しみがないビジネスはないでしょうが、別に苦しみがなくてもいい仕事をしている人を私は山ほど知っています。
「若い時の苦労は買ってでもせよ」
若い時も、老いた時も、努力なら買ってもいいでしょうが、苦労を買う必要はないと思います。
以前も書きましたが、苦労は苦しみを伴いますが、努力は場合によっては楽しむことができます。
ご参考:幸せになるための努力
「ビジネスは、苦しみから先に逃げた方が負けのチキンゲーム」
確かに、努力から逃げたら負けでしょうが、苦しみから逃げるのはいいと思います……(笑)
いかがでしょうか?
世間では成功者とよばれている人でも、
上記のような愚かなことを「プロ論」として
言っている場合は多いです。
すべてを鵜呑みにしないでくださいね。
場合分けできる賢さを持ちましょう。
コメント
確かに、こういうことを言う方は多いですね(笑)
そして、正直、こういう事を言われると、精神的に負担がかかります(苦笑)
すこし、話しがずれますが、沢野ひとしさんという方の言葉で、面白くて気に入っているものがあります。
「若い時の苦労は金を払え。年をとったら、苦労は金を使って解決しろ」
もちろん、ユーモアです(笑)
この方は、ものすごく、自由で、ユーモアのある人で、自由な人生を送っていらっしゃいます(最近のことは、解りません。私が知っていた時は、そういう方でした)