こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
最近は、動画でのプロモーションが多いですが、
「情報弱者をからめ取るための動画」が存在します。
その1つが、ストーリー仕立てになっていて、
講師の過去をVTRで再現したもの。
テレビ番組の「奇跡体験! アンビリバボー」の
再現VTRのような映像ですね。
別の俳優が、講師の過去を演じるわけです。
なぜ、再現VTRで、情報弱者をからめ取れるかというと、
その理由はシンプルです。
情報弱者ほど、頭で考えることができないので、
「自分の印象が“真実”になるから」です。
たとえば、テレビに白衣の医者が出ていたとき、
その人の本を買って読むこともなしに、
鵜呑みにするのが情報弱者の特徴です。
要は、情報弱者は、白衣の医者を見て、
「この人は信用できそう」という印象を持ったら、
それだけで信じてしまうのです。
詐欺師の側からしてみれば、
信用できそうな再現VTRさえ作れれば、
情報弱者をだませるわけですね(笑)。
ちなみに。
再現VTRほどではないですが、
情報弱者をからめ取るために使われるのが「漫画」です。
漫画もまた、感情に訴えかけられる手段なので、
詐欺師が使うことが多いです。
とは言え、『まんがでわかる 7つの習慣』など、
まっとうなビジネス書でも漫画は使われますので、
すべての漫画が怪しいわけではありません。
私の感覚だと、漫画は怪しさ50%、
再現VTRは怪しさ80%ですね。