こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、私の講座「お金の心理学」の参加者の、
悩みについて聞く時間がありました。
そのときに感じたことの1つは、
「全ての悩みを解決しようとしすぎ」ということです。
私からするとどうでもいい瑣末なことに
延々と悩んでいるのです(笑)。
やれ、部屋が汚いとか、
やれ、庭の雑草が伸びっぱなしだとか。
私だったら、そんなことは気にも留めないでしょう(笑)。
さて、私の経験上、自己肯定感が低い人ほど、
恥の意識が強いので、自分のあら捜しをします。
そして、自分のダメなところを
「すべて」改善しようとするのです。
ですが、ダメなところを「すべて」改善しようとしたら、
時間もお金もいくらあっても足りません。
ちなみに、こういう人はビジネスをしたら
絶対に失敗します(笑)。
もし、現状のビジネスのボトルネックが集客なら、
その一点だけにフォーカスをすればいいのです。
そして、それ以外の問題は「すべて」放置するのが正解です。
私のビジネスも、色々な問題を抱えていますが、
そのほとんどを放置しています(笑)。
これはビジネスが大きくなればなるほど重要です。
体感的な数字ですが、ビジネスの規模が2倍になると、
問題の数もほぼ2倍になります。
そして、ビジネスの規模が10倍になると、
問題の数もほぼ10倍になります。
ですが、問題の数が2倍になろうと、10倍になろうと、
フォーカスするボトルネックは1つしかありません。
ですので、ビジネスの規模が小さいうちから、
ボトルネック以外の問題は放置するクセをつけないと、
ビジネスが大きくなると忙殺されますね。
問題をすべて解決するのは愚か者がすることで、
多くの場合、それは自己肯定感が低い証拠です。
コメント
ボトルネック以外、本当に完全に放置しているんですか?
それとも、最低限の問題解決のための努力や解決法を考えた上で、経営の経験がない人に伝わりやすいように、そういう表現をされているんですか?