こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
コーチとかコンサルタントのような
個人ビジネスをしている人にとっては、
出版というのは1つのゴールです。
経営コンサルタントの本田直之さんいわく、
「出版は、個人のIPOだ」とのことで、
出版に憧れている人も結構います。
たいていは、自己愛が強い人ですけどね(笑)。
また、出版をすることで自分の名前を広め、
マーケティングに使おうとする人も多いです。
ただ、出版するときにもっとも大切なのは
著者自身の実績(実力)だということは覚えておきましょう。
ヘッポコな実績しかない著者だと
本を出してもまず売れません。
なぜなら、本というのは、基本的には
自分よりも2歩くらい先を進んでいる先輩から
教えてもらう媒体だからです。
実績がない人からは学びたくないですよね(笑)。
著者自身の実績の次に重要なのは、
担当する編集者の実績(実力)です。
当たり前ですが、担当する編集者が
過去に何回もベストセラーを出した経験があれば
あなたの本もヒットさせてくれる確率が上がります。
ですので、出版社の人が、
「あなたの本を出版しませんか?」
と提案してきたら、こう返しましょう。
「ご提案ありがとうございます。
最近手がけられた本って、何万部くらい売れています?」と。
ちゃんと結果を出している編集者は、
こう聞かれても数字を教えてくれるはずですね。
逆に、お茶を濁すような人とは
付き合わない方がいいでしょう。
私も出版にちょっとだけ携わった経験がありますが、
今感じているのは、
本の売上 = 著者の実力 × 編集者の実力
だということですね。
そして、実力がある編集者は、
実力がある著者を見抜けるので、
結局は、著者の実力がすべてです。
もしあなたが本を出したいなら、
自分の実力を磨けばいいんですよ、結局は(笑)。