こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日、私の講座の参加者と話をしていて、
衝撃を受けたことがあります。
それは、効果的なスワイプファイルの使い方を
ほとんど知らないことですね。
スワイプファイルについては過去に書いたので、
意味がわからない人は読んでください。
ご参考:どのスワイプを使いました?
簡単に言えば、過去に成功したコピー(文章)のことを
スワイプファイルと言います。
要は、過去に成功した文章を盗むのです。
ピカソの名言「凡人は模倣し、天才は盗む」のとおり。
では、今日は効果的なスワイプファイルの
使い方3ステップを解説しましょう。
ステップ1. ステップファイルを手に入れる
まず大切なのは、過去に成功したコピーを
手に入れることですね。
成功していないコピーをマネすれば
成功しないことが約束されますから。
また、自分と近い業種、かつ同じような商品で
大きな売上をあげているといいでしょう。
経営者というのは自己愛が強い生き物なので、
「この商品はどれくらい売れた」と自慢するので、
それをもとに成功かどうかを判断します(笑)。
マーケティングのコンサルタントをつけている人は、
「このコピーは私の商品のスワイプとして適切ですか?」
と確認すると失敗せずにすみます。
ステップ2. 意図を書き抜く
次に、スワイプの意図を書いていきます。
Webのコピーの場合は、PDFやWordで
「この2段落は、希少性をアピールしているんだな」
というように赤字で書いていきます。
チラシなど、紙媒体の場合は、
販売者の意図を赤ペンで直接書くといいでしょう。
とは言え、顧客心理について勉強していないと
販売者の意図は分からないと思います。
そのときは、この本を読んでください。
『シュガーマンのマーケティング30の法則お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは』
ジョセフ・シュガーマン (著), 佐藤 昌弘 (著), 石原 薫 (翻訳)
顧客心理が30個載っています。
この時点でも、マーケティングのコンサルタントに
「この部分の意図は、これで合っていますか?」
と確認するといいでしょう。
ステップ3. 書いて、必ずチェックする
ここまで来たら、あとはそれをマネして
自分の商品について書くだけです。
ただし、どうしてもやってしまうのは、
もともとのスワイプの意図と
ちがうように書いてしまうことですね。
それをやってしまうと、売れない文章になります。
ですので、書き終わったあとにチェックして、
正しく意図どおりに書けているかを
確認することを忘れずに。
最後もやはり、マーケティングのコンサルタントに
「ちゃんと意図どおり書けていますか?」
と確認するといいでしょう。
以上が、効果的なスワイプファイルの使い方です。
繰り返しますが、マーケティングのコンサルタントに
各ステップごとに確認してもらうことはとても重要。
そうやって定期的に報告していれば、
そこまで大きな失敗はしないでしょう。