こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
ブログやメールマガジンを書いていると、
出版社から「本を出しませんか?」というご提案を
いただくことがあります。
ただ、お話を伺うと、自費出版であったり、
本を何千部も買い取らないといけなかったりして、
自分にあまりメリットがない時がほとんどです。
ですから、そういった出版社からのご提案は
紳士的に断る必要があります。
良い方法としては、
「ありがとうございます。
それでは、企画書を作っていただけますか?
あと、初版は1万部でお願いします。」
と答えることですね。
そうすると、ほとんどの場合、
その出版社からは返事が返ってきません(笑)。
なぜなら、これは出版社の
「本気度を図る試金石」だからです。
この条件でイエスと言ってくれなければ、
本気ではないと判断できます。
出版業界では、多くの場合、
著者が企画書を出版社に持ち込むので、
出版社が企画書を作ることはあまりありません。
逆に、出版社が企画書を作るとしたら、
本気で売れると思っているときだけです。
あと、初版の部数も試金石ですね。
とくにビジネス書の場合、初版1万部というのは
大物の著者でない限り、ありえない多さです。
その条件を承諾してくれるのは一人前の証拠。
逆に言うと、今の私は半人前なので、
1万部と言うと完全に噴飯物というわけです(笑)。
ですから、出版社の人は私の返信を見て
一笑に付していることでしょう。
一人前になるまでは、修行あるのみですね。
※出版については、過去にこんな記事も書いたので
ぜひあわせてお読みください。