こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は今まで何百回もセミナーをしてきましたが、
そうすると興味深いことに気づくのです。
たまに、セミナーに申し込んだ後、
返金をお申し出になる参加者がいるのですが、
こんな言い訳のメールを送ってくるのです。
「親が死にました。これからお通夜をおこなうため、
参加できなくなったのでキャンセルします。
できれば、返金してほしいのですが……」
もう、ウソが見え透いていて、笑っちゃいますよね。
誰かが死んだという言い訳を使う人、
本当に多いのです(笑)。
こういう人って、会社をズル休みをするときも
同じようなウソをついているのでしょうね。
私も昔は、このウソに引っかかって、
返金対応こそしないものの、
お悔やみのメールを返信していました。
親が死んだなんて、そんな卑劣な言い訳を
する人がいるとは思わなかったのです。
ただ、こういったメールをたくさん受け取るうちに
「親が死にました」というのは、
ウソなんだなと気づいたのです。
それ以来、親が亡くなったというメールを見ても
そのことにはまったく触れずに、
「弊社の返金条件を満たしていないため、返金はしません」
と返信するようにしています。
もしかしたら、本当に親を亡くされたのかも
しれませんし、そうではないかもしれません。
それをメールだけで判断するのはむずかしいですからね。
ですので、どんなことを言われても
あえてマニュアル通りの対応をするようにしています。
いずれにせよ、結果が出ない人ほど
責任転嫁や、言い訳ががうまいですね。
そんなことをするよりも
自分の人生やビジネスの厳しい現実を
もっと直視すればいいのにと思います。
死んだことにされた親はかわいそうです。