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美人の本は売れる

自己啓発

2016年7月22日

相馬一進


こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。

 

※今日のメールはとても不愉快な内容なので、
気持ちがいい朝を過ごしたい場合は読まないでください。

 

 

人間の脳の中では、「容姿の良さを感じる」部位と
「話の正しさを判断する」部位はとても近いことを
以前私は書きました。

 

ご参考:アンソニー・ロビンズは整形

 

しかし、女性にとって容姿による格差は
男性以上に大きな意味を持ちます。

 

この手の研究は、テキサス大学の
ダニエル・S・ハマーメッシュ教授の書籍
美貌格差』が有名です。

 

美人は平均的な顔の女性よりも8%収入が高く、
不美人は平均的な顔の女性よりも4%収入が低い、
という衝撃の事実がこの本には書かれています。

 

つまり、美人と不美人の年収差は12%。

 

日本では、女性の生涯年収は約1億円ですから、
美人と不美人では1,200万円の収入格差があるのです。

 

そして、私の専門である心理学の世界でも、
この事実は当てはまっています。

 

ここ5年間でとても売れた心理学書の1つは、
2012年に発売されたケリー・マクゴニガル著、
スタンフォードの自分を変える教室』です。

 

本の表紙を見てもわかるのですが、
やはり彼女は美人ですよね。

 

この本は類書と比べて10倍以上売れており、
日本でも60万部を超える大ベストセラーになっています。

 

このケリー・マクゴニガルさんは、
最近も翻訳書が何冊も出ていますが、
その度に彼女の顔写真が大きくなっていくのです(笑)。

 

最高の自分を引き出す法』2013年

図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室』2014年

スタンフォードのストレスを力に変える教科書』2015年

 

まるで、アイドルが書いた本みたいに、
ドカーンと顔写真が大きくなっていっています。

 

そして、彼女の本で、極めつけがこれです!

見てください、これを!!

[生声CD付き]スタンフォードの「英語ができる自分」になる教室

 

なんだこれは?!

もはや、アイドルの写真集ですよ、この顔写真の大きさは!

そして、何が[生声CD付き]だ!(笑)

この本の出版社である朝日出版社は
とてもやり方がズルいですね(笑)。

 

一方で、最近はやっている『嫌われる勇気』という本。

 

この本の著者は、岸見一郎さんという1956年生まれの、
外見だけ見ると普通のおじさんです。

http://www.amazon.co.jp/%E5%B2%B8%E8%A6%8B-%E4%B8%80%E9%83%8E/e/B004LPLOC8

 

この人の場合、本に顔写真は入れない方が
売れるでしょうね……(笑)。

 

そういう意味で、この本の出版社である
ダイヤモンド社は正しい決断をしたと思います。

 

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質問がある方はこちらからどうぞ!

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相馬一進【集客に特化した起業支援コンサルタント】 大学卒業後、松坂屋に入社する。その後、退社して起業するが、11業種で失敗。「起業成功のカギは集客にある」と悟り、企業の集客支援を始める。ダライ・ラマ14世や、スティーブン・R.コヴィー博士、リチャード・ブランソン、有森裕子などの講演会の集客を次々と成功させ、1億円超の売上を達成。現在は、起業や集客支援のセミナーを不定期で開催しており、クライアントは200業種以上。世界で上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSAの会員。

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