こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
少し前、ショーン・K氏の整形疑惑が
世間を賑わせていました。
私からすると、ショーン・K氏が整形だろうと、
整形でなかろうと、それは私の人生には
何の関係もないのでどうでもいいことです(笑)。
しかし、これは心理学の視点からすると
とても興味深いと感じ、今日のメールマガジンで
取り扱うことにしました。
人間の脳の中では、「容姿の良さを感じる」部位と
「話の正しさを判断する」部位はとても近いのです。
そのため、「容姿が良い」人の話を聞くと、
「この内容は正しい」と判断しがちなのです。
テレビ局が容姿の良いアナウンサーを
採用するのはそれが理由です。
洗脳のテクニックとして、「容姿の良い」アナウンサーに
ニュースを話させることで、間違った内容でも
「正しい」と感じさせることができるからです。
逆に言うと、容姿の悪いアナウンサーを
採用していたら、人を洗脳できないんですよね。
ショーン・K氏も、整形したかどうかは知りませんが、
容姿が良いのは間違いないので、
ニュース番組の解説には適任なのです。
そうそう、コーチングの業界でもこれは同じ。
容姿が良ければ、正しいことを言っているように
感じさせることができるのです。
例えば、アンソニー・ロビンズは
20代でコーチとしてテレビに出演する際に
数百万円をかけて整形したとされています。
アンソニー・ロビンズは故ジャイアント馬場と同じで
巨人症(成長ホルモンが過剰分泌される病気)なので、
いわゆる巨人症特有の細長い顔をしていました。
この2つを見比べてみると、まったく別人ですね。
アンソニー・ロビンズは自分の巨人症特有の顔に
コンプレックスがあったのかもしれませんね。
ただ、私からすると、整形したのは正解だったと思います。
彼のように人前に出て話すような仕事の場合、
容姿が良いほうがいいからです。