こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は、仕事柄、セミナーの後の懇親会に
参加することが多いのですが、
その際に感じることがあります。
それは、セミナー講師への質問がヘタな人が
本当に多いということ。
せっかく、セミナー講師の近くに座ったんだから、
もっと有益な質問をすればいいのに、と思うのです。
例えば、ヘタな質問の代表例として、
「相馬さんの座右の書を教えてください」
という質問があります。
おいおい、そもそも1冊読んだだけで、
人生なんて変わるわけがありません(笑)。
仮に、座右の書が『7つの習慣』だったとしましょうか。
ですが、『7つの習慣』なんて、
日本国内だけで200万部も売れているわけです。
その読者のうち、何人が成功したと思いますか?
せいぜい、200人くらいだと思いますよ。
確率で言えば0.01%、武道館のうちの1人くらいの確率です。
読んだだけで成功するわけがありません。
あと、ダメな質問の典型例は、
「●●のコツを一言で教えてください」というもの。
いやいや、テレパシーではないのだから、
一言で教えられるはずがないですよね(笑)。
たった一言で、自覚してやっているノウハウや、
無自覚でやっている動作や判断のすべてを
伝えることでできる人間なんていません。