こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
最近は、インターネットのおかげで、
コミュニティを作るのが簡単になりました。
例えば、LINEやFacebookのグループがそれです。
その結果、強い結びつきがあるコミュニティを
持っているだけで、ビジネスで
大きな売上を上げられるようになりました。
先日お会いした方は、メールマガジンやブログも使わず、
Facebookを使うだけで、定員100名のセミナーを
ほぼ満席にしていました。
これは本当にすごいことです!
世の中のほとんどのコーチやカウンセラーが
メールマガジンやブログをフル活用しても
20名のセミナーさえ埋められないのですから。
しかし、同時に、これは怖い時代だな、とも感じました。
情報時代の本質を表しているからです。
農業時代は、人間が「家畜」を動かして、
農業によって価値を生み出していた時代でした。
「家畜」を動かせる人間が、お金持ちになりました。
工業時代は、人間が「機械」を動かして、
工業によって価値を生み出していた時代でした。
「機械」を動かせる人間が、お金持ちになりました。
では、今、進行中の情報時代の本質とは?
情報時代は、人間が「人間」を動かして、
情報によって価値を生み出している時代なのです。
「人間」を動かせる人間が、お金持ちになるのです。
つまり、情報や思考力の格差によって、
動かす人間と、動かされる人間に分かれる、
ということですね。
そして、後者の人間から、前者の人間へ
富が移っていくことを意味しています。
人類の歴史上、もっとも残酷な時代だな、と感じます。
私は、「お金の心理学」の講座で、
情報の取捨選択の技術をお伝えしていますが、
そういった技術を身につけないと、
お金を稼ぐどころか、搾取されるような時代、
というわけです。
「どの本を読めば、ビジネスで結果が出ますか?」
みたいな、レベルが極めて低い質問がたまに来ますが、
そういう人は、生き残れない時代だということです。