こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
起業の生存率について、あなたはご存知でしょうか?
色々なデータがあるのですが、
日本の場合は、おおよそ、このような数字のようです。
設立1年=40%
設立5年=15%
設立10年=6%
言い換えると、起業して10年で、
およそ94%がつぶれる計算です。
しかし、私はこの低い数字にビクビクして
起業を恐れるのも考えものだな、と思うのです。
それには3つの理由があります。
理由1.
会社員として超優秀であれば、
起業しても、ほぼ成功するから。
会社員をしていたときに、史上最年少で、
社内表彰を総ナメにしているような、
「超優秀な人」を、私は何人か知っています。
そういう人って、起業しても、
ほぼ間違いなく成功するのです。
私の周りだと、そういう人は起業すると、
たいてい年収5千万~1億円以上になっていますね。
ですので、超優秀であれば、起業してもいいと思います。
ただ、中途半端に優秀な人はダメな場合もあります。
会社の名前で仕事をしているような人は
かなり厳しいと言わざるをえないでしょう。
理由2.
儲かっている人が、節税目的で、
いくつも会社を作る場合があるから。
起業家として優秀で、利益を出せる人が、
節税目的で、いくつか会社を立ち上げる場合があります。
その場合、儲かったら会社を作り、
儲からなくなったら潰す、
を繰り返すことになります。
そういう人たちが、どんどん会社を作るので
起業の生存率を下げているのです。
私としては、そんなことをするくらいなら、
税金をしっかりと納めた方がいいと思うのですが。(笑)
理由3.
ほとんどの起業家は、
ビジネスの勉強をし続けていないから。
以前、30代で年収3000万円を実現した人は、
1カ月で、平均9.88冊の本を読んでいる、
ということをメールに書きました。
ご参考:月収100万円への道
一方で、普通の人は、1年で10冊も本を読みません。
時代の変化がこれだけ激しいのに、
勉強し続けないで、生き残れるわけがないですよね。
これは他の起業家に知られたくないので、
コッソリと申し上げますが、
起業して成功することができるのは、
別にその人が優秀とか、運がいいとかではなく、
ほとんどの人が勉強不足だからなのです。(笑)
やるべきことを、しっかりとやっていれば、
そこそこの結果は出せる、ということです。