こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「相馬さんって、2013年と、2014年で、
メールマガジンの文体が違いますよね?
2013年は、当たり障りがない文体でしたが、
2014年は、少し攻撃的ですよね。
それは何故なんですか?」
といったご質問を、
ブログの読者の方から頂きました。
これはすごい察知力、高い感受性だなあと感じます。
その答えは簡単で、2013年頃は
あまりビジネスをする気がなかったから、
ということになります。(苦笑)
投資とかビジネスでそこそこ収入があったので、
無理してビジネスを成長させなくてもいいかな、
と内心思っていたのですが……
読者にはバレていたのですね。(笑)
一方で、2014年は、ギアを上げた年でした。
2013年に、私がこの業界で見た光景は、
・自己啓発セミナーに騙されている参加者であり、
・情報起業家にカモにされている購入者であり、
・売ることから逃げている、臆病風に吹かれている人であり、
そういった光景を見た時に、
「ああ、もしかして、自分がやらないと
この業界は変わらないんだろうな」
という、正義感にも似た感情を持ったのでした。
とは言え、それが健全な正義感かというと、
そうではありません。
その理由は、過去にブログに書いたとおりです。
↓
「ダメなリーダーの条件とは?」
言ってみれば、
自己啓発セミナーに騙されたのも、
情報起業家にカモにされたのも、
売ることから逃げていたのも、
他ならぬ「過去の私自身」だったのです。
そして、業界に対しての怒りがあったからこそ、
「私は正義だ」といった、偏った正義感を
持ってしまっていることにも、気づいていました。
しかし、2014年。
どうせ、私の中に、小さな怒りがあるのなら、
どれ、その怒りのエネルギーを使って、
ビジネスをしてみようか、と思ったのです。
あにはからんや、面白い結果が出るやも知れぬ、と。
ですが、その結果はほぼ予想していたとおりでした。
怒りという負のエネルギーを使ったビジネスは、
やはり精神的・肉体的に少々の反動が来たため
私が目指しているところの
「自然体で結果を出す」
というところから、少し離れてしまいました。
そもそも、答えは最初から分かっていたのです。
そんなことをするよりも、
私自身のアンフィニッシュド・ビジネスを
完了させればいいだけだ、ということを。
……といった感じです。
回答になりましたでしょうか。
読者から、高度なご質問を頂いたので、
それに対する回答が難しくなってしまいました。
反省です。
「むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく」
小説家の井上ひさし氏の名言の通りです。
まだ修行あるのみ、ですね。