こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、こういったご質問を頂きました。
「相馬さんのお金の心理学では、
どのくらいの人が結果を出しているのでしょうか?」
※質問内容は少し変えてあります。
こういった質問を頂いたとき、
私は、質問に答えるよりも先に、
質問をした意図や感情、理由を考えるようにしています。
それは、質問の内容そのものよりも、
質問をしているときの意図や感情、理由の方が
上位の概念であり、重要だからです。
あなたに質問をしたいのですが、
先ほどの質問をした人は、
・どんな理由で、この質問を書いたと思いますか?
・どんな意図で、この質問を書いたと思いますか?
・どんな感情で、この質問を書いたと思いますか?
それを予想してみて下さい。
これは、私の仮説なので、
間違っているかもしれませんが、
「他の人も結果を出している」
という保証や安定が欲しくて
これらの質問をしてきたのかな、と感じました。
しかし、保証や安定を求めるようなメンタルでは、
ビジネスでは結果が出ません。
なぜなら、ビジネスというのは、
ほとんど保証や安定がない世界だからです。
「ほとんど」と書いたのには理由があって
行動の量をとにかく圧倒的に増やすと、
安定する場合が多いからです。
ユニクロの経営者、柳井正さんが言うように、
ビジネスというのは『一勝九敗』の世界で、
10回チャレンジしても、9回失敗する世界です。
私も同じで、成功率は10%くらいです。
ですから、100回のチャレンジを、
自然体でストレスなくどんどんできるようになって、
90回の失敗に対しても、
くじけずにいられる自分になれば、
10回前後は必ず勝てるので
ビジネスというのは安定します。
とは言っても、ほとんどの人は、
数回の失敗をした時点で、心が折れて、
挫折してしまうので、成功しないのです。
ですから、そういった自然体で、
ストレスなく行動できるようになることが
「お金の心理学」の目的です。
本当の意味で、ビジネスで安定するのは、
そういったメンタルをあなたが
身につけたときだけです。
これは、漕げば漕ぐほど安定する自転車と同じですね。
おっかなびっくり、チョロチョロと漕いでいるうちは
安定しないどころか絶対に転んでしまいます。
逆に、全力で漕ぎ続ければ、
絶対に転ぶことはありません。
メンタルが弱くて行動量が足りない人が、
ノウハウに保証や安定を求めるのって、
そもそもお門違いなのです。
自分の外に保証や安定を求めるのではなく、
自分のメンタルを改善して、行動量を増やし、
自分の中に保証や安定を作り出す意識を持たないうちは
何をやってもダメでしょうね。