こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私が、セミナーの参加者を見ていて、
よく感じることがあります。
それは、
「この人……成功したいのかな?
それとも、失敗したくないのかな?」
ということです。
両者は、トレードオフだからです。
成功したいのであれば、
失敗しないことを諦めなければいけません。
失敗したくないのであれば、
成功することを諦めなければいけません。
経済学が好きな人なら誰でも知っていますが、
イギリスの文学者、サミュエル・ジョンソンが
「地獄への道は善意で敷き詰められている」
という名言を残しました。
この名言を私なりにオマージュして言うならば、
「成功への道は失敗で敷き詰められている」
からです。
そして、
「成功したいのか? それとも、失敗したくないのか?」
これを見極める方法は簡単で、
その人の人生を聞けば一発で分かります。
20歳で成人してから、今までの人生を振り返って、
何に対して時間やお金を投資してきたかを
聞けばいいのです。
成功したい人は、成功することに
人生の大半の時間、多くのお金を投資しています。
一方で、失敗したくない人は、安定することに
人生の大半の時間、多くのお金を投資しています。
そして、この時のポイントは相手の意見を聞かずに、
事実として、数字を聞くこと。
何年間、何万円、何日間……など、
数字は嘘をつきません。
時間やお金で、最も大きな数字を採用するのです。
仮に、口では「成功したい」と言っていたとしても、
安定した生活を何十年も続けているのであれば、
「失敗したくない」というのが本音です。
もし、成功したいと思っているにも関わらず、
時間やお金を「安定」のために投資していたら、
その人は、そのままでは成功できません。
そのときは、その人の価値観を変える必要があるのです。
そういった価値観を変える方法を
私の「お金の心理学」プログラムでは伝えているのです。