こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日は、ブログの読者の方から、
「相馬さんの、稼げなかった過去の話が知りたい」
というご要望があったので、それにおこたえします。
正直なところ、そんな話を読んだところで、
読者にとっては、毒にも薬にもならないと思ったのですが、
「ああ、相馬さんにも、そんな時代があったんだなあ」
と勇気を出してもらえるかと思い、
今日、ブログで書くことにしました。
それでは、今日は、私の稼げなかった過去、
ノウハウばかりを買っていて、結果が出なかった、
ノウハウコレクター時代の話です。
その当時は、今から振り返っても
本当に近視眼的でしたね。
例えば、セミナーなり教材なりにお金を投資して、
すぐにお金を稼げなかったら、
そのセミナーや教材はクソだと思っていましたから。(笑)
そういった、ゆがんだ感情を持ちながらも、
「これを実践すれば、稼げるかもしれない」と夢見て、
年間100万円くらいお金を投資していました。
今考えると笑ってしまいます。
基本的に、早く結果が出るノウハウであればあるほど、
そのノウハウの賞味期限は短くなります。
その理由を説明しますね。
例えば、Twitterで大量のアカウントをフォローして、
その後でアフィリエイトのリンクをつぶやくと稼げる、
というノウハウが、一時期、はやっていました。
この方法、たしかにすぐに結果がでて、
月に数万円くらいならパッと稼げたのです。
が、今同じことをやってしまうと、
すぐに運営側にTwitterのアカウントを
消されてしまいます。
つまり、すぐに結果が出るということは、
世の中の情報弱者が、みんなそれに飛びつくので、
すぐに規制されるか、すぐに賞味期限が切れるのです。
そして、ノウハウが通用しなくなると、
当然、またすぐに次のノウハウを
買わないといけないということになります
つまり、世の中というのは、次のように循環するのです。
(1)新しい、すぐに稼げるノウハウが出て、
(2)ヌーの暴走のように、情報弱者が一斉にそれに飛びつき、
(3)多くの人が実践をし始める。
(4)そして、その人たちが結果を少しだけ出すか、
あるいは結果を出す前に、ノウハウの賞味期限が切れる。
(5)情報弱者は「このノウハウは詐欺だ」と言って、
新しいノウハウを探し求める。
そして、(5)になったら、次は(1)に戻るのです。
これはまるで、仏教で言うところの輪廻、
または、ニーチェが言う永劫回帰みたいです。(苦笑)
そもそもの前提として、
今すぐお金を稼ぎたいという欲求が悪であり、
賞味期限が短いノウハウに
飛びついてしまう原因なのですが、
当時の私はそれに気づいていなかったのですね。
だからこそ、私は、(1)~(5)の、
悪魔の循環に組み込まれてしまったわけです。
今思うと、顔から火が出る思いです。
ですが、だからこそ、私が今、
「お金の心理学」というプログラムで
ビジネスの原理原則を伝えているとも言えます。
原理原則というのは時代を超えて不変ですので、
賞味期限切れにはなりません。
そして、一度、原理原則を知れば
ノウハウに誘惑されることもなくなります。
結局、私は今のビジネスを通して、
昔の自分のような人を救いたいのです。
最後に、今日のブログはいかがでしたか?
まあ、私にも、こんな時代があったのです。(笑)
ご要望が多ければ、また色々と
稼げなかった過去の話を書きたいと思いますし、
他にも、「こんなことを書いて欲しい」という
ご要望がありましたら、お気軽にメール下さい。
→ info@essential.co.jp