こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「忙しい」とか「時間がない」と
言っている経営者の方がいますが、
そういう人ほど、自己肯定感が低い場合が多いです。
心の奥深く、その人が見たくないところ、
見ないようにしているところに
自己否定が潜んでいるわけですね。
「お金がない自分には価値がない」とか
「ビジネスがうまくいっていない自分には価値がない」とか、
そういった自己否定があって、
そこから「恐怖」が作り出され、
強迫的に働いてしまっているわけです。
だから、忙しい。
さらに言えば、「忙しい状態」というのは、
自分が必要とされている感覚を感じられる。
なので、仕事中毒になります。
しかし、当の本人は自己肯定感が高いと思い込んでいて、
自分は万能だと思っている。
仕事が楽しいから、忙しいんだと思い込んでいる。
真っ赤なウソです。
心理学を学んだ人間が見れば、一発でわかるんです。
「ああ、この人は仕事の中毒になることで
自分の価値を感じようとしているだけなんだ」と。
はっきり言って、完全にバレています。
この状態の人は、はっきり言って、
どんな時間管理の方法を学んだところで
結果が出ないですね。
根本にある自己否定を癒さないと、
結局、時間があったらあっただけ
働いてしまいますから。(笑)
最近、こういった状態の経営者から、
コンサルティングやコーチングの相談を
たくさん頂きます。
「お金がない自分には価値がない」とか
「ビジネスがうまくいっていない自分には価値がない」とか、
そういった自己否定がある状態で働くとどうなるのか?
実は、自分の自己否定を増幅することにつながります。
その状態では、結果を出せば出すほど
「ありのままの自分には価値がない」と、
本当の自分を否定してしまうからです。
すると、その増幅された自己否定から来る恐怖が
さらに強くなり、もっと強迫的に働くようになり、
どこかで破綻します。
必ずね。
例外はありません。
最近は、時間管理にせよ、ビジネスにせよ
こういった本質的な内容をお届けしたいなあと思っています。