こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は職業柄、色々な資格を取っている人にお会いします。
例えば、先日名刺交換をした人は、名刺に、
・●●●●認定コーチ
・●●●●認定カウンセラー
・NLP●●●●
などなど、色々な肩書が書いてありました。
うーん、でも、この人、資格で食べられていなそう……
ということで、話してみると、案の定。
十分な収入が得られておらず、会社員をしているそうです。
やっぱりね、そうでしょうね。
資格発行ビジネスの手口に引っかかっているのです。
経済評論家の勝間和代さんは、
「資本主義とは、頭の悪い人から、頭の良い人へ
お金が流れる仕組みである」
と言ったことで、バッシングされました。
少なくとも、資格発行ビジネスについてだけ言えば、
そういった側面はあると私も思っています。
こういった資格発行ビジネスをしている人というのは、
本当に頭が良く、
「不況になると、人は安定を求めるために
多くの人は資格を取ろうとする」
ということを分かっているのです。
けれども、残酷な真実として、資格を習得したところで、
集客なり、営業なりが出来ないと、
結局その資格で食べられないのです。
国税庁の調査(2011年)によると、
弁護士でさえ、「所得100万円以下」の低所得者が、
全体の22%だそうですからね。
資格をとれば安心というわけではなく、
売ることができないと、どんなビジネスも成功しないのです。