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移動すると人生が変わる3つの理由

自己啓発

2026年7月26日

相馬一進


こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。


今回からの記事は、
「移動で人生変わる人、変わらない人」をテーマに
全3回のシリーズ形式でお送りします。


あなたは、人生を変えたいと思って
転職や引っ越しを考えたことはありませんか?


「住む場所や働く場所を変えれば、
今の停滞感から抜け出せるんじゃないか」


「新しい人と出会えば、
自然と人生が好転していくかもしれない」


そんなふうに考えたことが、
一度はあるかもしれません。


一方で、旅行に出かけたり、
近所を散歩したりしたあとに、
気分がすっきりしたり、
新しい発想が浮かんだりした経験はありませんか?


実は、これらはすべて「移動」の力なんです。


環境が変われば生活スタイルも変わり、
その結果、思考や行動パターンも変わるからです。


実際、移動には人生を変えるほどの力があります。


しかし、ただ移動しただけで
誰でも人生が好転するわけではありません。


むしろ、移動の仕方を間違えると、
年収がほとんど変わらなかったり、
人間関係を失ったりすることもあります。


場合によっては、
メンタルを病むことさえあるんです。


少し怖いですよね。


では、人生が好転する移動と、
そうでない移動は何が違うのでしょうか?


このシリーズでは、その違いについて
アメリカ政府の4,600世帯調査や、
スウェーデンの144万人調査などをもとに解説します。


引っ越しや転職で後悔しないための考え方がわかり、
日々の移動も人生を好転させるヒントとして
活用できるようになるので、
ぜひ最後まで読んでみてください。

 

 

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『移動で人生変わる人、変わらない人(第1回目)』
 移動すると人生が変わる3つの理由

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まず、そもそもなぜ、
移動によって人生が変わるのでしょうか?


今回は、その科学的な理由を
3つに分けて詳しくお伝えしますね。


1つ目の理由は、
環境の引力が想像以上に強いからです。


ちょっと衝撃的な研究をお伝えします。


刑務所を出た人が、
またブタ箱に逆戻りする確率って、
何で決まるかわかりますか?


実は、シャバに出た後に地元に戻った人ほど、
またブタ箱入りしやすいんです。


逆に、地元から離れて、
別の場所に引っ越した人ほど、
再犯率が下がる傾向があります。


「えっ、逆じゃないの?」と思いますよね。


地元に戻れば家族の支援も受けられるから、
再犯率は下がる気がします。


普通そう思いますよね?
でも、逆なんです。


なぜだかわかりますか?


答えはシンプルです。


地元に戻ると、元の悪い環境に戻ってしまうからです。


その結果、再び犯罪に関わってしまう
可能性が高くなるんです。


これ、アメリカのハリケーン・カトリーナの
後の調査で明らかになりました。


ご参考:
A natural experiment of the consequences of concentrating former prisoners in the same neighborhoods
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4460478/


被災後に元の地域から離れた元受刑者は、
再び収監される割合が下がったんです。


次に、有名人の例を紹介しましょう。


それは、画家のポール・ゴーギャンです。


彼はもともと、フランスで投資関係の仕事をしていて、
めちゃくちゃ稼いでいました。


妻も子どももいて、安定した生活でした。


ところが、金融市場が暴落して、
収入がダダ下がりになります。


そこで、ゴーギャンは絵画に専念するようになります。


その当時の絵がこちらです。
https://galleryuehara.com/wp-content/uploads/image-48.png


フランスのブルターニュは曇りがちなのですが、
それを反映したくすんだ画風です。


そして、彼はその後にタヒチへ渡るんですが、
これによって才能が開花したんです。


タヒチに渡ったゴーギャンが描いた絵が、
これです。
https://galleryuehara.com/wp-content/uploads/Paul_Gauguin_056-2048×1528.jpg


めちゃくちゃ画風が変わりましたよね。


タヒチの強烈な太陽光を反映して、
原色むき出しの色合いになったんです。


「フランスにいたら、
絶対にこんな絵は生まれていない」


そう言う専門家もいます。


もし彼がフランスを出ていなかったら、
私たちはゴーギャンの名前さえ
知らなかったかもしれません。


他の例として、イーロン・マスクもそうです。


彼はもともと南アフリカ生まれです。


17歳でカナダに単身渡ったからこそ、
シリコンバレーに辿り着けた。


もし南アフリカに留まっていたら、
テスラもスペースXも生まれていないでしょう。



2つ目の理由は、幸運とは接触事故だからです。


あなたは「マジックテープ」を、
ご存じですよね。


あの、ベリベリッと剥がせるやつです。


世界中で使われているマジックテープが、
どうやって生まれたか知っていますか?


スイスの技術者ジョルジュ・ド・メストラルは、
犬と一緒に森を散歩していました。


ご参考:
George de Mestral: Velcro® Inventor
https://invention.si.edu/invention-stories/george-de-mestral-velcror-inventor


家に帰ったとき、彼は自分のズボンと犬の毛に、
植物の実がびっしりと付着していることに気づきます。


これ、日本でいう「オナモミ」みたいな実です。


子どもの頃、服にくっつけて遊んだ、
あの実です。


見たことありますよね?


普通の人なら、
「うっとうしいな」で終わります。


でもメストラルは違いました。


彼はそのオナモミみたいな実を、
顕微鏡で観察したんです。


すると、実の表面に、
無数の小さな鉤がついていることがわかりました。


そして、それがズボンの繊維や
犬の毛に引っかかっていたんです。


そして彼は思いつくんです。


「この構造を真似すれば、
服の留め具が作れるんじゃないか」と。


これが、マジックテープの発明のきっかけです。


世界中で使われている偉大な発明が、
犬の散歩をきっかけに生まれたんです。


もしメストラルが、
家でソファーにゴロンとしていたら
発明されていません。


これが、私が「幸運とは接触事故である」
と言っている意味です。


もう1人、カーネル・サンダースの例も有名ですよね。


あの白いスーツのおじいちゃんです。


65歳でケンタッキーフライドチキンのレシピを
売り込みに、全米を車で回り続けました。


断られても断られても別の店へ移動し、
フランチャイズを少しずつ増やしていったんです。


もし彼が全米を移動して営業していなければ、
KFCは存在しなかったことでしょう。


移動することで、「幸運」という接触事故を
引き起こしていたんです。



3つ目の理由は、
「人間の体は止まると壊れる」からです。


意地悪な実験があります。


健康で若い男女を、60日間、
ベッドから立たせない、という研究です。


なぜこんな実験をやったのか、わかりますか?


宇宙飛行士の研究のためなんです。


宇宙空間は無重力なので、
筋肉や骨を使わなくなる。


それを地上で再現するために、
60日間の寝たきり実験が行われました。


食べるのも、トイレも、
全部ベッドの上です。


立って歩くことが、一切許されません。


健康なのに、寝たきり生活を強制する。


これ、結構な拷問ですよね(笑)


ご参考:
Effects of daily artificial gravity training on orthostatic tolerance following 60-day strict head-down tilt bedrest
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10439060/


結果、被験者はどうなったと思いますか?


やばいことに、60日後、
立った状態で血圧を維持する能力が
大きく低下していました。


立った状態に近い負荷をかけると、
実験前よりもはるかに早く、
失神寸前の状態になったんです。


健康だった若者たちが、
たった60日動かないだけで、
立ち上がるのも危険になったんです。


怖くないですか?


よく言われるように、長期の入院や寝たきりだと、
筋力や心肺機能が急速に落ちます。


医学でいうところの「廃用症候群」に近い現象です。


しかも、動かないと壊れるのは、
体だけではありません。


脳にも悪影響があります。


およそ5万人の高齢者に活動量計をつけて
追跡した研究があります。


ご参考:
Sedentary Behavior and Incident Dementia Among Older Adults
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2809418


その実験では、
1日に座っている時間が長い人ほど、
認知症と診断される割合が高くなっていました。


もちろん、座っていたから
認知症になったと断定はできません。


ただ、体を動かさない生活と、
脳の老化が無関係とは言いにくい結果です。


逆に、動けば脳に良い影響があります。


これで有名な事例は
スティーブ・ジョブズです。


彼は重要な会議や面接を、座ってやりませんでした。


Appleの敷地を散歩しながら
やっていたことで有名です。


これは「ウォーキング・ミーティング」と
呼ばれていました。


ジョブズも感覚的に、
「歩いた方がアイデアが出る」と
知っていたんでしょう。


ちなみに、私もこの記事の原稿を作るときには、
うろうろ歩きながら音声入力をしています。


歩きながら音声入力をすると、
ドバドバとアイデアが出てくるんです。


おすすめですよ。


これ、実は科学的にも証明されています。


スタンフォード大学が、4つの実験で
「歩行と発想力の関係」を調べました。


ご参考:
Give your ideas some legs: the positive effect of walking on creative thinking
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24749966/


そして、歩いているときと座っているときで、
「創造的な発想の量」を比べたんです。


すると、歩くと
平均で約60%も増えていたんです。


ほら、やっぱりね、という感じですよね。


しかも面白いんですよ!


外を歩いても、
屋内のランニングマシンの上で歩いても、
効果はほぼ同じだったんです。


つまり、景色を見たから
発想が増えたんじゃない。


歩いている状態そのものが、
脳を活性化させていたんです。


とくに、ブレインストーミングみたいな
アイデアを広げる作業に向いています。


つまり、こういうことです。


あなたの体と脳は、
「動く前提」で設計されている。


動かないと、勝手にスペックが落ちていくんです。


ですから、散歩だけでもいいので、
あなたもやってみてください。


=======================


以上、「移動で人生変わる人、変わらない人」の
第1回目でした。


ここまで読んで、あなたは
「よし、動いてみよう 」と思ったかもしれません。


ただ、冒頭でも触れたとおり、
動きさえすれば人生が変わるわけではありません。


次回は、「移動しても人生が変わらない人」
についてお話しします。


この内容を知っておくと、
せっかくお金と時間をかけて動いたのに、
以前と同じ毎日に戻ってしまうという
失敗を避けられます。


ぜひ楽しみにしていてください。

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相馬一進【集客に特化した起業支援コンサルタント】 大学卒業後、松坂屋に入社する。その後、退社して起業するが、11業種で失敗。「起業成功のカギは集客にある」と悟り、企業の集客支援を始める。ダライ・ラマ14世や、スティーブン・R.コヴィー博士、リチャード・ブランソン、有森裕子などの講演会の集客を次々と成功させ、1億円超の売上を達成。現在は、起業や集客支援のセミナーを不定期で開催しており、クライアントは200業種以上。世界で上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSAの会員。

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