こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
中小企業や個人がやるべきビジネスとして、
「あやしいビジネス」が挙げられます。
つまり、あやしいビジネス=良いビジネス、
ということですね。
例えば、起業で迷っている方が
「ネットビジネスはあやしいので、
やりたくありません」
と言っているのを見たことがあります。
これ、戦略的には間違いです。
あやしいので、大企業が参入して来ないため、
中小企業が生き残ることができるのです。(笑)
あやしければ、あやしいほど、
大企業が絶対に参入してこないため、
良いビジネスだと言えます。
孫氏の兵法には「勝ちやすきに勝つ」と
書いてありますし、
クラウゼヴィッツの戦争論では、
「戦争とは、あくまで最終手段であり、
戦わないにこしたことはない」
と書いてあります。
戦略とは、読んで字の如し、
戦いを略(りゃく)すことなんですね。
ですので、大企業が入ってくるところでは
絶対に戦ってはいけないのです。
私も昔、大企業に務めていたので知っていますが、
大企業はとにかくイメージを気にします。
ビジネスで大きな取引をするとき、
帝国データバンクで相手の情報を調べてから
取引をする場合さえあります。
だからこそ、「あやしさ」というのは
中小企業にとって、究極の「参入障壁」になります。
デメリットは、見方を変えると
メリットになりますね。