こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
前々回、こんな質問をしました。
Q.こんなにも情報があふれている時代なのに、
なぜ、ビジネスで結果を出している人が少ないのか?
それに対して、多くのご返信を頂きました。
ありがとうございます。
その中でも、特に私の意見と近いと感じたものを
いくつかピックアップしてご紹介します。
まず、最も的を射た答えだと感じたものが、これです。
「ビジネスで結果を出す絶対条件は“情報”ではないから」
(Iさま)
情報はビジネスで結果を出すための
1つの要素でしかない、つまり枝葉末節なのですが、
多くの人はそれにこだわりすぎているのですね。
では、ビジネスで結果を出すために、
何が大事かというと、重要度順では、
「成功にハングリーな人間が少なくなった。
チャレンジ精神のない保守的な人が多くなった。
(Sさま)
というメンタルの要素が、
結果を出すことに最も影響します。
また、
「結果が出ないのは、「三度の飯より、コレが好き」
ということをビジネスにしていないから
(Kさま)
というビジネスの戦略はその次に重要です。
そして、
「情報は持っているだけでは価値が無くて、
それを実践して、フィードバックを重ねて、
初めて結果ができあがるから。
(Nさま)
という、やり方の問題が次に来るでしょう。
多くのメールの中から4人のお答えしか
取り上げられませんでしたが、
メールを頂いた皆さま、ありがとうございます。
ちなみに、講演回数4千回を超える
経営コンサルタントであり、
中小企業の経営の神様として
尊敬されている竹田陽一先生は
人生やビジネスの成功の要素について、
このように言っています。
「【目標と戦略のウェイト】
1.願望、熱意 …… 53%
2.目的、目標 …… 27%
3.戦略 ………………… 13%
4.戦術 ………………… 7%
それぞれの数字については、検証はしていませんが、
私の感覚としてもかなり正しいと感じています。
結局、情報とかノウハウうんぬんの前に、
願望や熱意が強い人、欲が強い人が結果を出すのです。
とは言え、特に日本では
強い欲はあまり良しとされませんよね。
だからこそ、お金の心理学の7ヶ月目の内容では、
自分の欲を認めるための2つの項目について、
取り扱ったのです。
そして、その2つの項目を形成する
5つの要素と、13個の要素について
それぞれ、さらに詳しく説明しました。
おそらく、こういった話というのは
NLPなどの一般的な心理学しか学んでいない
自己啓発の講師には話せないと思います。
NLP系、アンソニー・ロビンズ系の人から
こういった話を聞いたことがありませんから。
また、成功者にとっては、当たり前すぎて、
盲点になっているので、話せないのだと思います。
ですから、やり方やノウハウといった情報を知れば、
結果が出ると勘違いしている方が世間に多いのかな、
と私は仮説を立てています。