こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「やりたいことはありますか?」と聞くと、
次のように言う人がたまにいます。
「やりたいことは思いつきません。
ずっと寝ていたいです」
と。
こういった方は、本当にメンタルが重症です。
私は精神科医ではないので診断できませんが、
うつ病の一歩手前の可能性があります。
ぜひ、自分を休めてあげてください。
それこそ、長時間の睡眠を取るのもいいでしょう。
ただ、注意点もあります。
それは、「ずっと寝ていたい」と感じる人が、
文字通りに“ずっと寝て”も、
回復するとは限らないということです。
たとえば、メンタルの状態が悪い人が
朝から晩まで昼寝をすれば
回復するかというと、そうでもありません。
むしろ「自分は何のために生きているんだろう……」
と、虚無感が増すケースもあるのです。
こういった方に私がお伝えしたいのは、
「まずは自分の思考や感情に気づいてほしい」
ということです。
というのも、「ずっと寝ていたい」と
思うようになる大きな原因の1つは、
自分の感覚を無視して生活してきたためです。
ご参考:やりたいことが見つからない方へ
人間は、日常に嫌なことが多すぎると、
「もう何も感じたくない」と思い、
感覚をシャットアウトしてしまいます。
すると、自分の感覚をシャットアウトしているので、
やりがいや楽しさまでが麻痺していく。
結果、趣味や楽しみまで何もなくなって
「ずっと寝ていたい」と感じるのです。
ですから、自分の感覚を意識を向けるようにすると、
メンタルが回復しやすくなります。
「寝ているよりも◯◯をやる方が楽しい」
と思える活動が、見つかりやすくなるからです。
・「ちょっと美味しい」
・「これ、少し面白いな」
・「あれをやってみたいかも」
こうした感覚をぜひ大切にしてください。
また「お金の心理学」に参加している方は、
講座でお伝えしているワークにも
取り組んでほしいと思います。
最初はそうしたワークすら
面倒に感じるかもしれませんが、
少しずつでも回復していけます。
より楽にあなたらしく
生活できるようになりますので、
小さい努力をコツコツ続けていきましょう。