こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
これは数年前の話ですが、私はガラにもなく、
舞浜のディズニーランドに行ったことがあります。
そこで感じたのは、
「とても私は、ここでは働けないな」ということです(笑)。
なぜなら、ディズニーランドで働く人たちは、
来園者に夢の世界を体験してもらうために、
ひとかたならぬ努力をしているからです。
いや、努力というよりも夢の世界で大好きで、
気づいたら楽しんで働いている、という感じでした。
ですから、ほとんどの人たちが自然にやっているのです。
ですが、私が普段やっている仕事は
これとはまったく逆ですよね(笑)。
夢を見ているイタい人たちに、
データやファクト、ロジックを突きつけて
厳しい現実を直視させるのが私の仕事です。
ですので、私がもしディズニーランドで働いたとしたら
私がどんなに苦労をしたとしても、
低いパフォーマンスになると思います。
そして、ディズニーランドで働く人たちから
詰められると思います(笑)。
「相馬さん! もっと本気でやってください!
お客様は夢を見たくてここに来ているんですよ!」と(笑)。
ここで、私が何を言いたいかというと、
「組織の文化はそれだけで評価軸を作ってしまう」
ということです。
そして、評価軸に合わない人は居心地が悪く感じる、
ということですね。
たとえば、エッセンシャルの文化では
データやファクト、ロジックにもとづいた意思決定をする、
という価値観があります。
これは裏を返すと、感覚的に意思決定をする人は
パーソナルモードでは努力をしても報われにくい、
ということと完全に等しいです。
このように、あまねく会社には文化があり、
それにあわないと評価されないのです。
ですから、自分の価値観と近い文化の会社で
働くことが大事なんですよね。