こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
あなたは、アカデミック・スマートとストリート・スマートという
言葉をご存知でしょうか?
アカデミック・スマート(またはアカデミック・ワイズ)とは
学問の世界で賢い人のことです。
東大とか京大のような優秀な大学を卒業して、
一流の企業に就職するような人ですね。
一方で、ストリート・スマートとは
(学問の世界では優秀とは限らないけれども)
実社会のビジネスで頭がいい人のことです。
それで、起業というのは面白いもので、
ストリート・スマートとアカデミック・スマートが戦ったら、
ストリート・スマートがけっこう勝つのです。
アカデミック・スマートな人に、
「はい! 起業しろ!」と言っても
意外と大きな成功はしません。
大きなリスクをとらなかったり、失敗を恐れたり、
自分のコントロールできる範囲内でビジネスをしようとするので
ひとかどの成功をすることはあまりないのです。
一方で、ストリート・スマートの場合、
人一倍失敗をし、修羅場と地獄を体験しても、
最終的には大成功する場合があります。
世の中には、大学どころか高校中退でも、
野生の嗅覚を頼りに、大成功している人もいますよね。
有名な例だとGMOインターネットグループ代表の熊谷正寿さんや、
ネクシィーズグループ代表の近藤太香巳さんでしょうか。
いずれも高校中退ですが、世の中の矛盾を喰らい、
社会の理不尽を飲み込み、大きな成功をおさめました。
興味深いと思いませんか?
ですので、私はアカデミック・スマートな「いい子ちゃん」を
ストリート・スマートに育てるのが好きですね。
なぜなら、アカデミック・スマートかつ
ストリート・スマートの人が最強だからです。
グーグル、フェイスブック、アマゾンなどの創業者は
アカデミック・スマートかつストリート・スマートですよね。
こういう人が世界を変えるのです。