こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私たち人間には、「善い人に見られたい」とか、
「人格者に見られたい」といったエゴがあります。
もちろん、私にもありますし、
あなたにもそういったエゴはあるでしょう。
しかし成功者が、このエゴを御していない状態で
「自分がどのようにして成功したか?」を語ると
たいていの場合、ウソやキレイ事を言うんですよね。
「私は、お客様に貢献したくて起業しました」とか、
「目の前のことを一途にやっていたら、成功しました」とか。
ウソをつくな、ウソを(笑)。
実際はその話とは全く違っていた、なんてことはよくあります。
たしかに、こう言っておけば善い人に見られますし、
人格者にも見られますからね。
しかし、そういったウソやキレイ事を
真に受けて学んだところで結果なんて出ないのです。
たとえば、私が起業をした動機は断じて
「お客様に貢献したかったから」ではありません。
今だから言えますが、
経営者の父親の会社を超える会社を作ることで、
幼少期にDVをした父親に復讐したかったからです。
つまり、反骨心で起業したわけで、
「相馬は器の小さな人間だ」と一笑に付してください。
しかし、これが真実ですし、
これを隠してしまうと私の話を聞いても
結果を出せません。
あるいは、感謝や貢献が大切だとか言う成功者もいますが、
そういう人もウソを言っている可能性が高い。
なぜなら、感謝や貢献が大切なのは
成功した後であって、成功するまでの間は
そこまで重要ではないからです。
感謝とか貢献のようなキラキラとしたエネルギーよりも
むしろ自己愛とか反骨心のようなギラギラとした
エネルギーの方が成功するまでの間は大切だからです。
少なくとも私はそうでした。
ですので、私が考える人格者とは
「自分の汚い部分を人に話せる人」のことなのです。