こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
教育ビジネスに長年たずさわって感じるのは、
「人の能力は、劇的には変わらない」
ということです。
例えば、時間にとてもルーズで、
よく遅刻する人がいたとします。
そういう人って、周りから何回言われようとも、
どんなに注意されようとも、遅刻をし続けるので、
「最悪です!」
と叱責を受けるわけです。
残念ながら、人間の能力って、
何年経ってもあまり変わらないのです。
ですが、こうしたマイナス評価が
プラス評価に変わる瞬間があります。
それは、その人の何らかの才能が、
多くの人から社会的に認められたとき。
たとえば、起業家で言えば経済的に成功したときです。
そうすると、遅刻をするたびに、
なぜか褒められるようになるのです。
「いつも遅刻して、さすが大物ですね!」と(笑)。
興味深いですよね。
私にも、能力の欠点はたくさんあります。
そして、その欠点のほとんどは、
直そうと何回も思ってかなり努力したのですが、
いまだにほとんど直っていません。
しかし、私の場合、ビジネスが軌道に乗ってからは、
「さすが大物ですね!」と褒められるようになりました(笑)。
結局ね、そういうことなんです。
能力の欠点なんて、直そうとどんなに努力をしても
残念ながらほとんど直らないから、
自己受容をするしかない。
そして、その欠点は、あなたが社会的に
認めれるようになったときに、
なぜか褒められるようになるでしょう。
また、欠点は裏返すと長所になるので、
その長所をどんどん伸ばして、
社会的に認められることを目指した方がいいですね。