こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
ここのところ、女性からのご返信が多くなりました。
一方で、男性からのご返信が少なくなりました(笑)。
面白いですね。
ビジネスがテーマのときと、正反対の反応です。
さて昨日は、女性からこんなご返信がありました。
私は専業主婦ですが、夫に
「あれやって。これやって。そうじゃない。」
などと、多くを求めていました。
夫は飲んでばかりで、自分の要求を言いません。
その結果、夫婦仲はかなり悪いです。
子供たちにも気付かれるほど、会話がありません。
少し、自分の課題が分かってきたように思います。
ご返信ありがとうございます。
※長かったので、一部だけ引用しました。
なぜ、このようにパワーバランスが崩れるかというと、
そこには「自己肯定感の低さ」があるからです。
自己肯定感というのは、その名前のとおり、
「自分は今のままでいいんだ」という感覚のこと。
そして、これが重要なのですが、自己肯定感が低い人は、
自分の意見と、自分自身を「同化」してしまいがちです。
その結果、自分の意見をムリヤリ押し通し、
相手の話を聞かないことで、
自分の存在を証明しようとするわけです。
また、自分の意見が通らなかったときは、
自分の存在を否定されたような気持ちになり、
怒りや不満、恐怖、無力感におそわれます。
その感情が不快だからこそ、より一層、
自分の意見をムリヤリ押し通そうとするわけですね。
一方で、自己肯定感が高い人は、
自分の意見と、自分自身が「分離」しています。
ですので、自分の意見が通らなくても、
あるいは相手の意見を飲んだとしても、
とくに何ともないのです。
そして、自己肯定感が低い者同士の夫婦関係は最悪です。
お互に自分の意見を押し通して、
パワーバランスを自分に引き寄せようとする、
みにくいあらそいが起こるのです。
そして、このあらそいに負け続けている側の人に
ネガティブな感情が蓄積していくことになります。
こうなると、離婚するのが時間の問題になるのです。
大切なのは、夫の意見を飲むか、
それとも妻の意見を飲むか、という二者択一、
つまり0か100か、という思考で考えないこと。
夫の意見も、妻の意見もかんがみ、
妥協でも対立でもない、新しい「第3の案」を
見つけようとするスタンスだけが正解です。
詳しくは、スティーブン・R.コヴィー博士の
『第3の案 成功者の選択』を読んでみてください。