こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
会社員で、起業を考えている人が
「私は、自由が欲しいので、起業をします!」
と言っているのを聞くことがあります。
しかし、このセリフは口先だけで、
実際には自由を求めていない場合が
とても多いと感じています。
サントリーの創業者の鳥井信治郎さんの口グセである
「やってみなはれ」とアドバイスしたときの反応で、
相手が本当に自由を求めているかどうかが分かります。
本当に自由を求めている人は、嬉々として、
「わかりました!」と言って、
爆発的に行動していきます。
本当は自由を求めていない人は、不安そうに、
「えっ、次はどうすればいいですか? 教えてください」
と指示を求めてくるのです。
いやいや、何を言っているんですか、
あなたは、自由を求めているんでしょ?
私の指示なんて、要らないでしょ?
それじゃあ、会社の上司の指示が、
私の指示に変わっただけじゃないですか!
そう、ツッコミを入れたくなります(笑)。
自由とは、自立であり、不安定な世界のことです。
依存とは、指示を受けることであり、安定した世界です。
両者は反対であり、両立するのは非常に難しい。
別に、どちらが優れているとか、
どちらが劣っているとかはありませんが、
起業家なら自由であり、会社員なら依存です。
起業をしたい人が、安定を求めるとか、
指示待ちをするとか、依存したいとか、
私からすると、考えられないです。
安定とか、指示待ちとか、依存とか、
そういうものが好きな人は
起業とか考えちゃあダメですね。